アメリカのベッセント財務長官は、24日に行われた米中首脳による電話会談を踏まえ「台湾に関するアメリカの立場は変わっていない」と説明しました。

ベッセント財務長官:
(Q.現在のアメリカの台湾に対する立場は?)台湾に関するアメリカの立場は変わっていない。

ベッセント財務長官は25日、CNBCテレビに出演し、前日に行われたトランプ大統領と中国の習近平国家主席との電話会談を踏まえ「アメリカの台湾に関する立場は変わっていない」と語りました。

アメリカの歴代政権は、中国本土と台湾が不可分という中国の立場に異を唱えないものの、「台湾関係法」に基づき安全保障には関与する1つの中国政策を堅持する姿勢を示しています。

ベッセント氏の発言は歴代政権の立場を説明したとみられます。

また、レアアースの輸出規制の導入を1年間見送ることなどで合意した10月の首脳会談を踏まえ、「私たちには1年の時間がある」と、中国との貿易摩擦は休戦状態にあるとの認識を示すとともに米中関係は良好だと強調しました。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。