フランス・パリのルーブル美術館で10月、歴史的な宝飾品が強盗団に奪われた事件で、捜査当局が新たに4人の身柄を拘束しました。
捜査当局は25日、ルーブル美術館の強盗事件に関与したとして、パリ近郊に住む31歳から40歳までの男女4人の身柄を拘束したと発表しました。
地元メディアは、今回拘束されたうちの1人は美術館に押し入った実行犯だとしていて、これで実行犯4人全員が拘束されたとしています。
実行犯の4人は10月、開館直後のルーブル美術館に高所作業用のリフトを使って侵入し、被害総額8800万ユーロ相当、日本円で約158億円の歴史的な宝飾品8点を強奪していました。
これまでに3人の男と1人の女が起訴されていますが、宝飾品はいまだに見つかっていません。