11月25日の山陰地方は、目まぐるしく天気が変わり、所々で雷を伴って雨やひょうなどが降りました。
これは山陰の上空に、この時期としては強い寒気が流れ込んだためです。
松江市内をはじめ、山陰各地であられやひょうが降りました。
また日中は天気が急変し、雷を伴って雨が降りました。
米子市内では火事が相次いで発生しましたが、落雷の影響と見られています。
雷鳴がとどろく中で消防が対応にあたっていました。
また一畑電車では、落雷による踏切・信号機のトラブルで、午後4時20分ごろから全線で運転を見合わせていましたが、その後、午後5時半までに全線で再開されました。
そしてもう一つ注意が必要なのが「黄砂」です。
26日未明にかけてと27日夜から28日未明にかけて、山陰地方にも飛来が予想されています。
視界の悪化、アレルギー症状の悪化などにお気を付けください。
不安定な天気をもたらしたのは、日本海にある寒気を伴った低気圧です。
26日は一時的に冬型の気圧配置になり、やや荒れた天気に、そして27日は日本海を新たな低気圧が進むため、不安定な天気が続く見込みです。