穴水町に新たなご当地グルメが誕生し、地元の子供たちに給食で振る舞われました。

25日、穴水町の子供たちに給食でふるまわれたのは…

加藤アナウンサー:「子供たちが美味しそうに食べてるのはこちらのあなみず餃子です。」

町の観光物産協会が新たなご当地グルメにと開発したあなみず餃子。能登の風に吹かれうまみが増した切り干し大根を能登の伝統的な魚醤、いかのいしるで漬け込み餡に加えました。

給食で味わった子供たちは…

子供たち:「男子美味しかったです」「大根の味がする。おいしかったです」

穴水町ではこれまで四季折々の旬のメニューを町内の飲食店で提供する「まいもんまつり」を開催して来ました。

しかし去年、元日の能登半島地震で協会に加盟する飲食店は半分以下に減少。

通年で提供しやすい能登食材はないかとたどり着いたのが餃子だったそうです。

穴水町観光物産協会北川博幸会長:「25店舗加盟店あったが加盟店がいまや6店舗になって『まいもんの里穴水』を謳い文句に40年ちかく頑張ってきたところカキ漁も年々天候不良で(漁獲量が)減少したり、それにとってかわる物をなにか考えないといけないと思ったところ餃子がいいんじゃないかと」「全国にも発信しながら地元の方方にも愛してもらいたいなと」

加藤アナウンサー:「先ほど給食のメニューになっていたあなみず餃子ですが、こちらのお店でも提供されています。一体、どんなあなみず餃子が味わえるのでしょうか」

お邪魔したのは、能登半島地震で大きな被害にあいながら去年12月に再開した「わいわい処きん太郎」

加藤アナウンサー:「中身、ぎっしり詰まっていますね。いただきます…」「切り干し大根のぽりっとした食感がいいアクセントに。噛んでいくといしるの香りがふわっと抜けておいしいです」

店主・中井由美子さん:「いしるの風味が中に凝縮されているので好評いただいています」「能登のご当地グルメとして提供したいです」

このあなみず餃子は町内5つの飲食店のほかのと里山空港にあるNOTOMORIでも味わう事ができます。

石川テレビ
石川テレビ

石川の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。