大手食品メーカー「カゴメ」は11月25日、主力のトマトジュースなど148品を2026年2月から値上げすると発表しました。
名古屋に本社を置くカゴメは、主力商品のトマトジュースや「野菜生活100」など家庭用飲料あわせて104品の出荷価格を、2026年2月の納品分から5.9%〜19.1%の幅で値上げします。
また、ホテルのレストランで提供されるアップルジュースなど業務用の飲料あわせて44品の出荷価格も、6%〜20.3%の幅で同じ時期から値上げします。
エネルギーコストの上昇や、主力商品に含まれるトマトやニンジンなど原材料費の高騰などが値上げの理由だとしています。
飲料品の値上げは2年ぶりで、カゴメは「企業努力だけで上昇したコストの低減を図るのは極めて困難」だとコメントしています。