24日に本島北部でダムと浄水場を結ぶ導水管が破裂した影響で、沖縄県内の一部地域で断水が発生しました。断水は早いところで25日午前には解消する見通しですが、県は生活に支障の無い範囲で水を使用するよう節水を呼びかけています。
大宜味村塩屋で24日、ダムと浄水場を結ぶ県管理の導水管が破裂し大規模な漏水が発生しました。
この影響で糸満市、南城市、八重瀬町の全域や那覇市、浦添市、豊見城市、南風原町の一部で昨夜から断水が起きています。
県は補修工事のため送水を止めていた別の導水管を使用するなどの対策を講じ、25日午前4時には、西原浄水場が通常運用の送水を再開したということです。
玉城知事は早期の断水解消に取り組む考えを示しました。
玉城知事:
それぞれの市町村と連携して各家庭に水が供給できるよう早期に取り組んでいきたい
断水が発生した市町村では水の濁りなどを確認した上で、家庭への給水を再開するとしていて、南城市などの一部地域では影響が長引く見通しです。
県は断水の解消後も配水量が施設能力を超えると再び給水が出来なくなるおそれがあるとして、生活に支障の無い範囲で水を使用するよう節水を呼びかけています。