愛媛県内で今年に入り確認された梅毒の感染は19日時点で146人確認され、調査開始以降で最も多くなったと、県が状況を21日に発表しました。
愛媛県によりますと、県内で今年に入り確認された感染者は19日時点で男性106人、女性40人のあわせて146人を確認。1999年の調査開始以来、過去最多だった2023年の142人をすでに上回りました。
保健所別では松山市が88人で6割程を占め、次いで西条22人、今治12人、四国中央9人、中予と宇和島が6人ずつ、八幡浜が3人です。
年齢別では男性で最も多いのは40代の24人、次いで30代が23人、20代が22人、50代が21人、60代が9人など。女性で最も多いのは20代で16人で半数近くを占め、次いで30代が9人、50代が6人、40代が4人などとなっています。
感染した経路は男性の約8割、女性の約9割が異性間との性的接触。男性のうち性風俗産業を6カ月以内に57.5%が利用していました。
愛媛県内の梅毒感染は2016年以降に急増していて、保健所では電話相談や無料の匿名検査を受け付けています。県はコンドームを正しく使い不安がある人は検査を受けるよう呼びかけています。
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