愛媛県新居浜市の採石場で21日、南海トラフ地震で大規模な土砂崩れが発生した想定で実践的な訓練が行われ、警察や消防などの関係機関が連携や災害対処能力の強化を図りました。
この訓練は、南海トラフを震源とする震度6強の地震で大規模な土砂崩れが発生し、道路が寸断されたほか、車が土砂に埋もれたり住宅が倒壊したりするなどした想定で、警察や消防などのあわせて約150人が取り組みました。
新居浜市阿島の採石場では、現場に向かう救助車両などが通行できるよう、ショベルカーなどを使って寸断された道路を修復。車が崖の下に転落した想定では、崖の上にロープを張って、約20メートル下にある車に向かい、担架でケガ人を引き上げる手順を確認しました。
南海トラフ地震の今後30年以内の発生確率は、「60~90%程度以上」に見直されています。
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