新たなブランド牛「福粕花(ふくはっか)」は、福島県とJA、福島大学が4年をかけて開発した。
出荷前の一定期間に、福島県産の酒かすが入ったエサを食べさせることでやわらかく、脂の甘味も強い肉質が特徴だ。

福島県は11月20日に、この「福粕花」の販路拡大を目的にオーストラリアでプロモーション活動を実施。メルボルンで、現地の飲食店関係者や流通事業者を招いた試食会を行った。
福島県によると来場者からは「脂の味がすっきりしていて食べやすかった」「柔らかく口のなかで溶けるような味わい」などの感想があったという。

「福粕花」の輸出は今回が初めてで、シドニーでは12月7日までオーストラリア産和牛との食べ比べイベントも開催されている。

福島テレビ
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