放送文化の向上を目指す放送批評懇談会・ギャラクシー賞の上期の選考結果が発表され、沖縄テレビが制作したドキュメンタリー番組が奨励賞に選ばれました。
ギャラクシー賞上期のテレビ部門奨励賞に選ばれたのは、2025年5月に沖縄テレビが放送した『壕のおくり人 沖縄戦80年 遺骨収集夫婦の記録』です。
この作品は、25年にわたり沖縄戦の戦没者の遺骨収集を続けている浜田哲二さん・律子さん夫妻の活動に密着したドキュメンタリー番組です。
軍民混在の戦場で命を奪われた人々の遺骨を遺族の元に帰したいと遺骨収集を続ける浜田夫妻の強い思いと、それに共鳴した人たちの戦後80年を見つめました。
テレビ部門では、2025年4月から9月末までに放送された7作品が入賞、34作品が奨励賞に選ばれています。