2025年の国勢調査で、鳥取市の調査員が個人情報が記載された調査票1枚を紛失したことが分かり、市が9日に発表しました。
鳥取市によると、市の調査員が10月6日か7日に、鳥取市鹿野町の高齢女性の自宅を訪問し、記入済みの調査票が入った封筒を回収していましたが、10月7日に提出のため鹿野町総合支所を訪れた際、該当の調査票がないことが分かりました。
市は、調査員の自宅や担当した鹿野町内を捜索したが発見できず、8日に女性宅を訪問して謝罪した上で、警察に遺失物届を提出しました。
調査票には、世帯の人数や世帯員の名前、性別、職業などが記載されていました。
市は「今後、国政調査をはじめ、統計調査業務を実施する際のすべての調査員・指導員に対し、個人情報が記載された調査書類の厳重管理を徹底するよう周知することとし、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
