第78回全日本バレーボール高校選手権・春の高校バレー全国大会への出場切符をかけた鳥取県大会。11月8日に男女の準決勝までが行われ、9日に行われる決勝戦のカードが決まりました。
男子は鳥取中央育英対米子工業、女子は鳥取城北対岩美の対戦となりました。
2026年1月の春高バレー全国大会出場をかけて行われている鳥取県大会は、11月7日から米子市を会場に開かれています。
男子は、9年連続9回目の優勝をめざす鳥取中央育英が、準々決勝で八頭を、準決勝で鳥取商業をともにストレートで破り決勝戦進出を決めました。
また11年ぶり5回目の全国大会を狙う米子工業は、1回戦で境港総合技術を、準々決勝で鳥取湖陵を、そして準決勝で鳥取工業をいずれもストレートで下し、決勝戦へ駒を進めました。
鳥取中央育英は、2025年1月の全国大会で現行方式となった春高バレーで、鳥取県勢初の勝利を挙げ新たな歴史を作りました。
それを引き継いだ現チームは、貴重な経験を積んだエースでキャプテンの御古を中心に多彩な攻撃を展開、9連覇をめざします。
2024年の県大会決勝で敗れた米子工業は、セッターでキャプテンの前川を中心としたコンビバレーでリベンジを誓っています。
決勝:鳥取中央育英ー米子工業
女子は、初優勝・初出場を狙う鳥取城北が、2回戦で米子東を、準々決勝で倉吉東を、準決勝で鳥取東をストレートで破って初の決勝戦進出を果たしました。
また4年連続7回目の全国切符を狙う岩美は、初戦で米子西を、準々決勝で鳥取中央育英を、準決勝で米子北斗をいずれもストレートで下し、決勝戦に進出しました。
鳥取城北は、創部以来初めて県総体を制し、インターハイに出場。
1年生セッターの藤井を中心としたスピードコンビバレーで、インターハイでも1勝を挙げるなど着実に力をつけています。
対する岩美は1・2年生を中心に据えたメンバー構成で、いかに勢いに乗れるかが大会制覇へのカギを握っています。
決勝:鳥取城北ー岩美