8日から始まる種子島宇宙芸術祭を前に6日の夜、関係者による「光の芸術」ライトアートを巡るツアーが行われました。

2025年で8回目となる種子島宇宙芸術祭には、宇宙に一番近い島といわれる種子島・南種子町の大自然と宇宙を感じられる作品が展示されています。

6日夜のプレツアーには町や協賛企業の関係者ら21人が参加して、南種子町の宇宙ヶ丘公園と種子島宇宙センターを巡りました。

こちらのカラフルな楕円体の作品は、直径10メートルほどの風船状の中のウォーターベッドにのって虹色に包まれる体験ができます。

そして、種子島宇宙センターには6つの大型作品が展示されています。

「Analemma」という作品は、縦横に張り巡らされた木綿の糸に光が当たり、空間を認識できるようになります。

「Void」は調整池に作られていて、青い光が波のようにも見えます。

作品を制作したアーティスト・千田泰広さん
「会場の感じを全身で感じ取れるような、そういうツアーになればと思い作った」

作品を鑑賞
「すごかったです。種子島の自然と、突然現れる宇宙的な物との融合がすごく面白くて、写真などの二次元ではなく、生で体感すべきものだと思う。すごく価値のあるものです」

種子島宇宙芸術祭 総合ディレクター・小山田裕彦さん
「今回は新しいチャレンジとしてツアー型をやったり、宇宙ヶ丘公園という新しいエリアでの展開もやっている。新しい空間を楽しんでほしい」

種子島宇宙芸術祭は8日から24日まで、土日祝日の午後6時から午後10時に開催され、一部有料となっています。

鹿児島テレビ
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