日本民間放送連盟は、自主自律でガバナンスの向上に取り組むなどとした大会宣言を採択しました。
大会宣言では、現状を「玉石混交の情報が氾濫している」と指摘し、「信頼できる情報を提供する民間放送の責務は、いままで以上に大きい」としています。
その上で「職責を再認識し、人権尊重・法令・社会規範の順守・ガバナンス向上に自主自律的に取り組む」と強調しました。
大会では、3月21日に放送のフジテレビのドキュメンタリードラマ「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」が、番組部門・報道番組の優秀賞として表彰されました。
この番組は、当時の地下鉄の実際の無線音声を独自入手し、医師らの救命ドラマと織り交ぜ描きました。
さらに、技術部門の優秀賞として「現行テレビ放送を対象とした放送ターゲット広告技術と偽広告対策技術の開発」が表彰されました。