現在、フィリピンの東に位置する台風26号(フォンウォン)は、今後も発達しながら西寄りに進む見込みです。12日(水)ごろには台湾付近に進むと予想されています。

 その後の進路は定かではありませんが、今後の進路によっては周辺地域に大きな影響を及ぼす可能性がありますので、最新の情報にご注意ください。

【現在の状況(11月07日12時現在)】
 台風26号(フォンウォン)は、11月07日12時現在、フィリピンの東に位置しています。中心気圧は975 hPa、中心付近の最大風速は30 m/s、最大瞬間風速は45 m/sです。台風は北西へ15 km/hの速さで進んでおり、全域110 kmの暴風域と全域440 kmの強風域を伴っています。

【今後の進路予測】
 台風は今後、発達しながら西寄りに進む見込みです。

 8日午前0時には、フィリピンの東で「強い」勢力となり、西北西へ25 km/hで進むと予想されています。この時点での中心気圧は965 hPa、最大風速35 m/s、最大瞬間風速50 m/s、暴風警戒域は全域200 kmとなるでしょう。

 8日午後12時には西へ30 km/hで進み、中心気圧950 hPa、最大風速40 m/s、最大瞬間風速60 m/sの「強い」勢力を維持する見込みです。暴風警戒域は全域250 kmに広がるでしょう。

  9日午前9時には、フィリピンの東で「非常に強い」勢力まで発達し、西北西へ30 km/hで進むと予測されています。中心気圧は920 hPa、最大風速50 m/s、最大瞬間風速70 m/sに達し、暴風警戒域は全域340 kmとなるでしょう。

 10日午前9時には南シナ海に進み、「強い」勢力で西北西へ25 km/hで進む見込みです。中心気圧は965 hPa、最大風速35 m/s、最大瞬間風速50 m/s、暴風警戒域は全域350 kmと予想されています。

  11日午前9時には、南シナ海で「強い」勢力を維持し、北西へ10 km/hと速度を落とすでしょう。中心気圧は965 hPa、最大風速35 m/s、最大瞬間風速50 m/s、暴風警戒域は全域360 kmです。

 12日午前9時には、南シナ海でさらに北へ10 km/hで進み、「強い」勢力を維持すると予測されています。中心気圧は960 hPa、最大風速40 m/s、最大瞬間風速55 m/s、暴風警戒域は全域410 kmとなる見込みです。

 今後も気象庁や自治体が発表する最新情報にご注意ください。

北海道文化放送
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