8月の記録的大雨をめぐり、熊本市で河川の増水を知らせるサイレンが一部地域で適切に鳴らなかった問題を検証する外部委員会は6日、答申案について審議しました。
非公開で開かれている検証委員会はこれまでの審議で、サイレンを鳴らすのが遅れた原因については「吹鳴の基準があいまいだったため職員の認識に違いが生じた」。今後の対策として「マニュアルの抜本的な見直しを行う」「地域と連携してサイレンの吹鳴訓練を行う」などとしています。
3回目の6日は、これらを盛り込んだ答申案について審議。
災害対応に関する『スペシャリスト職員の育成』などを加え、提言をまとめることにしました。
検証委員会は、11月中旬に大西市長へ答申書を提出する予定です。