7日は立冬です。
滋賀県の彦根城では、冬の風物詩・松の木の「こも巻き」が行われました。
松の木にワラが巻かれていきます。彦根城で冬を迎える準備として、毎年立冬の日に行われている「こも巻き」です。
こも巻きはワラで編んだ「こも」を松の木に巻き付け、毛虫などが土の中だと勘違いして「こも」で過ごす昔ながらの害虫の駆除方法とされています。
彦根市の7日の最低気温は11.2度。少し肌寒い中、城の管理事務所の職員たちはおそろいの赤い法被を着て、樹齢300年以上の「いろは松」などに手際よく「こも」を巻いていました。
こも巻きは彦根城内にあるおよそ100本の松の木に施されたということです。