全国でクマ被害が相次いでいる問題で、環境省は新たに警察OBに対しても狩猟免許の取得を要請します。
これまで環境省では、農林水産省と連携をして自衛隊のOBを中心とした団体に対し、狩猟免許の取得を呼びかけてきました。
こうした中、2025年度のクマ被害による死者数が13人と過去最悪となっていることを受けて、新たに警察OBにも狩猟免許取得の呼びかけを行うことが分かりました。
環境省は今後、警察庁を通じて要請を行う方針です。
石原環境相:
ハンターの方はある意味ボランティア。だんだん高齢化しているので、しっかりと緊急銃猟ができる人材確保しなければいけない。
他にも環境省では、狩猟免許を持つ自治体職員、いわゆる「ガバメントハンター」への交付金の創設などを進めるなど取り組みを急いでいます。