大分県別府市で大学生2人が死傷したひき逃げ事件で容疑者の手がかりを探すため県警が海の堆積物を調べていることが分かりました。
◆TOS刀祢記者(11月4日)
「私の奥に見えるのが別府湾です。現在、漁船25隻による海底清掃が行われている」
この事件は2022年6月、別府市野口原の交差点でバイクに乗っていた男子大学生2人が車に追突され死傷したものです。
県警は殺人やひき逃げなどの疑いで重要指名手配されている八田與一容疑者の行方を追っています。
こうした中、八田容疑者の手がかりを探すため県警が海の堆積物を調べていることが捜査関係者への取材で分かりました。
関係者によりますと県が漁師と協力して行っている海底清掃で回収されたものを県警が確認しているということです。
県警は八田容疑者が海へ入って逃げた可能性も視野に捜査を進めています。