6日午後、名古屋市美術館の敷地内で木の枝が落下し、小学生2人が頭を切るなどのケガをしました。
名古屋市によりますと、6日午後2時ごろ、中区栄の白川公園にある名古屋市美術館の敷地内で、5メートルほどのケヤキの木の枝が折れ、下を歩いていた小学4年生の児童2人に当たりました。
児童らは校外学習の最中で、1人は頭に切り傷を負い病院に搬送されましたが、意識はあり、2人とも軽傷だということです。
折れた木の枝は長さおよそ2.3メートル・重さ3.3キロで、当時風が吹いていなかったことなどから、木が腐食して折れた可能性があるということです。
枝の落下を受けて、名古屋市美術館で樹木の緊急点検を行いましたが異常はなく、7日以降に造園業者が一斉点検を行うとしています。