関西電力は、美浜原発での新たな原発の建設に向けて、5日から地質調査を開始したと発表しました。5日は調査に必要な資機材の搬入にとどまり、10日からボーリングを行う予定です。
関西電力は、美浜原発での新たな原発の建設に向けた地質調査について、2011年の福島第一原発事故を受けて中止していましたが、今年7月に再開を表明しました。
関電は5日地質調査の開始を発表し、初日の具体的な作業として資機材を搬入したということです。
10日からは、地質などを調べるためボーリングを開始する予定です。
この現地調査は、新たな原発の建設に優位なエリアをおおまかに選ぶもので、来年9月にかけてボーリングや地表の観察・記録などを行います。
その後、2027年3月までに調査結果の分析や評価を終え、選んだエリアで3年ほどかけてより詳しい調査を行う予定です。