市民の防災意識の向上につながればと、旧・九電工の「クラフティア」が宮崎市に災害時用のトイレキットを贈呈しました。

(藤松舞アナウンサー)
「こちらのオシャレなアート。取り出せるようになっていて、なかには災害時に使える30回分のトイレキットが入っています」

災害時用のトイレキットを贈ったのは、電気工事やエネルギー事業などを行う旧・九電工の「クラフティア」です。

11月5日は宮崎支店の山崎明支店長が宮崎市役所を訪れ、災害時に使える20箱、合計600回分のトイレキットを市に贈呈しました。

普段、置き場に困らないようアート作品としても楽しめるようになっていて、なかには、凝固剤や袋、ウェットティッシュが入っています。

(宮崎市 永山英也副市長)
「宮崎市は南海トラフ、非常に大きな課題、大雨、台風、竜巻など様々な災害もある。安全の確保のために使わせていただきたい」

(クラフティア宮崎支店 山崎明支店長)
「防災意識、減災意識の向上に向けて市民のみなさんの備えに少しでも役立ててもらえたら。防災用品は幅をとるので、そこも一緒に解決できるのでは」

宮崎市はこのトイレキットを、災害時の避難所に指定されている交流センターで活用する予定です。

テレビ宮崎
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