宮崎県日南市では、小学生が郷土料理の「魚うどん」作りに挑戦しました。
「魚うどん」は、戦時中や戦後の食糧難の時代に日南市で作られた魚のすり身を使ったうどんです。
11月5日は、日南市・吾田小学校の3年1組の児童が、日南市漁協女性部の指導を受けながら魚うどんづくりに挑戦。
まずニベのすり身をすり鉢で滑らかになるまですりつぶしました。
(女性部の人)
「おー上手!」
これに片栗粉を加えて丸めたものを型に入れ、うどん状に押し出し茹でれば完成です。
初めて魚うどんを食べる児童もいて、普通のうどんとは違う食感と味を楽しみました。
(児童は)
「ニベのすり身をするのが難しかったです。麺はもちもちしておいしかったです」
「すごくおいしかったです。家でも作ってみたいです」
吾田小では、6日と7日も3年生が魚うどん作りを体験します。