愛媛県新居浜市の男性が、大阪府警を名乗る男から電話で資金調査をでっち上げられ、スマートフォンの画面を見られながら口座を作ったところ、見られたIDやパスワードを悪用され、暗号資産220万円分をだまし取られました。警察は被害届を5日に受け、電子計算機使用詐欺等事件として捜査しています。
被害にあったのは新居浜市に住む派遣社員の男性(60代)です。
警察によりますと男性は今年10月18日、携帯電話会社の職員を名乗る男から「電話料金が未払いで、不正に利用されているかもしれない」とウソの電話を受けました。
このあと大阪府警の警察官を名乗る男とのSNSのビデオ通話に誘導され、逮捕状の準備や資金調査をでっち上げられ、相手とスマートフォンの画面を共有しながら暗号資産取引所のホームページに口座を新しく登録。この際、相手側にIDやパスワードを見られたことで気づかないうちに、約220万円分の暗号資産を購入され、犯人側の口座に移されてだまし取られました。
警察は電子計算機使用詐欺事件として捜査。資金調査を口実に全財産をだまし取ろうとするニセ警察詐欺が急増し、1件あたりの被害額も高額化しているとして、注意を呼びかけています。
新居浜市では同様の手口の詐欺被害が10月25日にも起きていて、暗号資産728万円分をだまし取られています。
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