福岡県内で今年9月までに確認されたニセ電話詐欺の被害額は39億円にのぼり、過去最悪のペースを更新しています。
福岡県警によりますと、9月末時点で県内のニセ電話詐欺の被害額は約39億円にのぼり、1年間の被害額で過去最悪だった去年の約23億3000万円をすでに上回っています。
ニセ電話詐欺では特に警察官をかたる手口が増えていて、SNSなどのビデオ通話でニセの「逮捕状」や「差押許可状」を見せてくることがあるということです。
また、SNSで投資話や交際話を持ちかけられ現金などをだまし取られる詐欺の被害件数は把握しているだけで518件、被害額は約58億円にのぼっています。