鹿児島市では恒例の「おはら祭」が2025年も盛大に開催され、様々な踊り連が鹿児島の秋の風物詩を楽しんでいました。
南九州最大の祭り「おはら祭」。
鹿児島を代表する民謡「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」などにあわせて天文館の電車通りを練り踊ります。
3日の本まつりには139の踊り連から1万1000人を超える踊り手が参加。
音楽にあわせて踊りを楽しんでいました。
鹿児島市の保育園の園児たちのかわいらしい踊り連に...
信愛保育園の園児
「たのしかった」
「(踊りは)難しくなかった」
県外からやってきた観光親善大使による踊り連
佐賀市観光親善大使
「私が踊ることで皆さん『あ、佐賀だ!』と、声をかけてくれたので佐賀のPRにもなったのでは。ぜひ佐賀に来てくださーい!」
3日、天文館には約22万5000人が集まったということです。
大勢が集まる中、きれいな街で来場者をもてなそうと沿道では清掃活動も。
特設のブースが設けられ、通りかかりの人たちがゴミ袋とトングを受け取り、街中のゴミを拾い集めていました。
Q.どんなゴミを拾った?
清掃活動に参加
「たばこの箱。(ゴミを見つけたら)拾って捨てようと思った」
晴天の中、盛り上がりを見せるおはら祭。
独自のパフォーマンスで会場を魅了するグループもいました。
県内のフラダンス教室に通うメンバーで構成された踊り連は、しなやかなダンスを披露。
ALOHA RUMIKO STUDIO
「フラダンス(教室)なのでフラダンス(の振り)をつけてきた。寒いけど楽しい。もっともっと踊りたい」
岡山県の大学のチアリーディング部は軽やかに宙を舞います。
環太平洋大学(岡山)チアリーディング部
「鹿児島の伝統のおはら祭に入らせてもらうので、しっかりと練習しつつ私たちらしいチアリーディングも取り入れたダンスを考えた。どんどん私たちも楽しくなって色々な技をやっている。ダンスや笑顔で一緒に盛り上げていけたら」
74回を数える「おはら祭」。
鹿児島の秋の風物詩は2025年も天文館を彩りました。