全国高校バスケットボール・ウインターカップの宮崎県予選の決勝戦が11月3日行われました。

女子決勝は、外国人留学生を中心にした高さの延岡学園と、大会17連覇を目指す女王・小林の対戦。

第1クォーター、先にリズムをつかんだのは小林、立山の連続シュートでリードを奪います。

これに対し延岡学園は矢嶋が連続3ポイント、1点差に迫ります。

しかし小林は、泉田が3本の3ポイントを決め、第1クォーターを23対15とリードして終えます。

続く第2クォーター、小林は大湾が16得点をあげる活躍。
52対30とリードを広げます。

何とかしたい延岡学園は後半の第3クォーター。
荒木のスリーポイントやドライブシュートなどで追い上げます。

それでも、最後まで集中力を切らさなかった小林が、粘る延岡学園を78対63で振り切り、大会17連覇を飾りました。

(小林 吉田柚亜キャプテン)

Q・ウインターカップでは

「19人で最後の大会になるので一人一人が後悔しないようにこれからたくさん練習を頑張ってチームが一番いい状態でウインターカップに臨みたいです」

男子決勝は、連覇を目指す延岡学園と31年ぶりの頂点を目指す宮崎工業の対戦。

試合は第1クォーターから激しい攻防!
延岡学園が外国人留学生中心に高さを生かし得点を奪うと、目宮崎工業は有吉、永友の3ポイントで対抗します。

このあと宮崎工業は小田が躍動!
3ポイントを決めると、続くこのプレー!
相手の動きを読み切りパスをカット、シュートを決めます。

前半は宮崎工業が32対24とリードして終えます。

後半・第3クォーター入ると延岡学園は2m12cmの外国人留学生ゲーイウセイヌにボールを集め37対35、2点差に迫ります。

さらに延岡学園は、馬場の連続ポイントで逆転に成功、第3クォーター48対45とリードを奪います。

迎えた最終クォーター。
宮崎工業が反撃、同点に追いつくと、小田がこの試合5本目の3ポイントで逆転。

しかし、延岡学園は土壇場で安城が3ポイントを決め再逆転!
延岡学園が66対65で宮崎工業を破り3年連続17回目のウインターカップ出場を決めました。

(延岡学園 石嶺真椰人キャプテン)
「いつも流れの悪い3クォータからきょうはしっかり立て直して逆転に繋げることができたので良かったです。ウインターカップでは全国で戦える延岡学園を証明しつつ去年のベスト8を超えられるように頑張ります」

ウインターカップは12月23日から東京体育館を中心に開催されます。

テレビ宮崎
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