五島市の椛島神社で市の無形民俗文化財となっている「宝来丸の曳船」が行われ、地元の人たちが大漁を祈願しました。

五島市の福江島から約15キロ離れた椛島。

以前はイワシ漁などで賑わった約70人が暮らす静かな漁師町です。

この島にある椛島神社で10月18日、例祭が行われました。

祭りでは、住民が見守る中、男性たちが担いだ神輿が時には小走りで通りを何度も往復します。

続いて登場したのは曳船の「宝来丸」です。

派手に着飾った船頭が乗り込みます。

「ヨーイトーナー」

太鼓の合図と「ヨーイトーナー」という独特の掛け声にあわせ、住民総出で町の端から神社まで船を曳き、大漁と無病息災を祈りました。

テレビ長崎
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