富山県内最大のマラソン大会「富山マラソン」が開催され、マラソンとジョギング、車いすの部あわせて約1万5000人のランナーが参加した。

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今年で10回目の節目を迎えた大会は、高岡市役所前をスタート地点とし、射水市の新湊大橋を経由して富山市の富岩運河環水公園までの42.195キロのコースとなっている。

ケニア出身選手が初優勝、県勢も栄冠

マラソンの部は午前9時に高岡市役所前で号砲が鳴り、選手たちがスタートを切った。

ランナーは沿道から声援を受けながら思い思いのペースで晩秋の富山路を駆け抜けていった。

レースは最大の難所、新湊大橋を過ぎた辺りからトップグループにいたケニア出身のライモイ・ヴィンセント選手(スズキAC)は徐々に差を広げて独走態勢に。

2時間16分34秒のタイムでフィニッシュ。自身の師匠である藤原新さんが持つ大会記録にわずか2秒差まで迫る好タイムで初優勝を飾った。

ヴィンセント選手は大会後のインタビューで「優勝できて嬉しい。応援ありがとうございます」と語った。

女子の部では砺波市の守内美結さん(Team Hally)が2時間37分9秒で初の栄冠に輝いた。

守内美結さんは「生まれ育った富山の大会で優勝できて光栄。嬉しい気持ちでいっぱい」と喜びを表した。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
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