韓国で開催されたAPEC首脳会議に出席した高市首相は、一連の外交日程を終え帰国しました。
「日本外交を取り戻す」と意欲を示していた高市首相は、怒涛の外交日程を終えた後の会見で達成感をにじませました。
会見で高市首相は「非常に濃密かつ有意義な外交ウィークを走り抜けた」と強調した上で、「中国、韓国という重要な隣国と率直な対話を行い、首脳外交を進める基礎固めとなった」と述べました。
一方、高い支持率を背景に衆議院の解散を行う考えはあるかと問われたのに対し、「政策を前に進めていくことがまず重要だ」として、「今は解散を考えている暇はない」と述べました。
高市首相は午後10時ごろに羽田空港に到着し、来週からは国会審議などに臨むことになります。