愛好家の自慢の刀を集めた展示会が静岡県御殿場市で始まり、平安末期から現代までに作られた刀剣が訪れた人を魅了しています。

展示会は御殿場市の武具刀剣保存会が毎年開いていて、会場には平安末期から現代までに作られた刀剣の他、つばなどの装具合わせて70点ほどが展示されています。

中でも特別重要刀剣の「左筑州住(さ・ちくしゅうじゅう)」は南北朝時代の短刀で、穏やかな姿の中にも力強さを感じさせます。

また幕末に作られた源清磨(みなもと・きよまろ)は荒々しい波紋が特長で、訪れた人たちは時代のごとの世相を感じさせる刀剣の姿を楽しんでいました。

御殿場市武具刀剣保存会・高橋浩会長
「1000年の歴史が刀ってあるんです。回って見て時代別の刀の特長だとかいろいろなものを見てもらうとありがたいと思います」

この刀剣の展示会は御殿場市の秩父宮記念公園で3日まで開かれています。

テレビ静岡
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