北海道南部の松前町の館浜地区で11月1日、住民が体験交流センター敷地外を歩くクマ1頭を目撃しました。
午後3時30分ごろ、室内でイベントに参加していた住民が体長約1.5メートルのクマを目撃し、警察に通報しました。
警察によりますと現場は山が近く、クマが立ち去った方向は不明です。
通報直後に警察官が訪れたところ、クマの痕跡は見つかりませんでしたが、体長約50センチの別の個体とみられる子グマ1頭を発見しました。
子グマはしばらく現場付近にとどまった後、山の方向へ立ち去ったということです。
現場から約100メートル付近には住宅もあり、警察は親子グマの可能性もあるとみて、パトカーで警戒しています。