自民党長崎県連は1日、来年2月の知事選挙の対応を話し合い、新人で元副知事の平田研さんの推薦を正式に決定しました。
自民党県連は意思決定の場である常任総務会を開き、来年2月の知事選に向けて元副知事・平田研さん(58)の推薦について非公開で協議しました。
約2時間の議論の末、執行部が押し切るような形で平田さんの推薦が承認されました。
一部の参加者からは、先週行われた選挙対策委員会での意向調査で現職の大石知事と平田さんが1票差だったことなどから保守分裂を懸念する声も上がったということです。
自民党県連 加藤竜祥会長
「『分断をしないために1人に絞りましょう』との決定をして意向調査をしている」
「これからも党員の皆さまにも理解を求めていく」
県連は結果を党本部に上申する予定です。
しかし、一部の友好団体などは大石知事の推薦を決めています。
長崎県医師連盟 森崎正幸委員長
「薬剤師連盟、医師連盟、看護連盟にも(現職の推薦を)確認した」
知事選をめぐっては前回、出馬した長崎市の会社代表 宮澤由彦さん(58) が無所属で立候補する意向を固めています。