1日、奄美大島の大和村でけがをしたアマミノクロウサギを見つけた場合の対応を学ぶ講習会が行われました。

講習会では環境省の職員と獣医師が、アマミノクロウサギの交通事故が毎年100件を超えていてほとんどが助からず、けがが治っても障害が残り野生に帰せない個体がいる現状が紹介されました。

一方、死んだり、弱った個体でも遺伝子情報などが得られ、研究につながることから、発見した場合は、自治体などに連絡するよう協力を求めました。

アマミノクロウサギを保護する際には感染症対策として素手で触らず、タオルなどで頭を隠すとおとなしくなることを教えていました。

鹿児島テレビ
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