中越地震で被害を受けた新潟県小千谷市の塩谷集落で地域住民などの交流拠点となっていた芒種庵の解体工事が始まっています。
小千谷市の塩谷集落で10月31日、解体工事が始まったのは地域住民や復興ボランティアなどの活動・交流拠点となっていた芒種庵です。
2004年の中越地震の2年後に、地元有志などで構成される「芒種庵を創る会」が古民家を改装して完成しましたが、施設の老朽化や会員の高齢化などを理由に約20年の歴史に幕を下ろす決断をしました。
芒種庵を創る会 関 芳之さん:
会はね、別の方法で残していこうという話はある。芒種庵という建物はなくなっても俺たちが築いた絆というものがあるから
会では今後これまでの活動を本にまとめる方針です。