10月31日、福島県大玉村で、50代の男性がクマに襲われケガをした。被害があったのは、大玉村玉井の農場で31日の午後5時20分頃、男性従業員(50代)の叫び声を聞いて駆け付けた同僚が、牛舎の近くで倒れている男性を発見した。男性はクマにひっかかれ、後頭部や腕にケガをして病院へ運ばれ、命に別状はなかった。
同じ農場の従業員は「(男性が)うずくまった状態で倒れていて、どうしたのか聞いたらクマにやられたと」と当時の状況を振り返った。襲撃後、付近には体長1メートルを超えるクマ2頭(体長約1.2mと約1.8mのクマ)がいて、そのうち1頭は駆除された。警察では、パトロールを強化し注意を呼びかけている。