鳥栖市は、市民の交通手段確保のため、AIが自動でルートを決める乗り合いタクシー事業の実証実験を1日から始めます。

鳥栖市が1日から行うのは、予約型の乗り合いタクシー「チョイソコとす」
免許を返納した高齢者などの移動手段を確保するものです。
この乗り合いタクシーは、市民がインターネットや電話で乗車場所や時間などを登録すると、AIが自動でルートを決め、乗り合いで目的地まで向かいます。

すでに唐津市と多久市でも同じシステムの実証実験をしていて、鳥栖市では1日から来年3月末まで行われる予定です。

【鳥栖市 向門慶人市長】
「バス停までが遠かったりとか、あるいは大きな買い物の持つを持って歩くのが大変とかそういうお声を頂いていました。免許返納したとしても優しい移動空間というのが鳥栖市はあるんだということを作っていきたいと思っています」

運賃は500円で、利用できる曜日が地域ごとに異なります。インターネットか電話での予約が必要だということです。

サガテレビ
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