2025年8月の大雨でいまだ一部区間で運休が続くJR肥薩線について、沿線自治体の関係者がJR九州に早期の復旧を求めて要望書を手渡しました。

肥薩線では2025年8月の大雨で線路を支える土台が崩落し隼人ー吉松間で運休が続いていて、復旧のめどは立っていません。

29日、霧島市や湧水町など肥薩線の沿線自治体で組織される協議会のメンバーがJR九州鹿児島支社を訪れ海老原毅支社長に早期復旧などを求める要望書を手渡しました。

要望書では早期復旧のほか新たに土日・祝日も代替バスを運行するよう求めています。

非公開で行われた意見交換では海老原支社長から土日・祝日のバス運行は難しいと回答があったということですが、湧水町は土日・祝日も含め朝夕1往復ずつ湧水町から隼人駅直通のバスを11月から運行することを明らかにしました。

湧水町・牧元三郎副町長
「土日も含めた対応が望まれていて期待する声があった。JRのこれまでの利用者の足となるよう努めてまいりたい」

鹿児島テレビ
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