
さらに、別の羊肉を扱うお店、「旭川成吉思汗 大黒屋」は、9月に福岡、10月に台湾に海外初出店するなど、2025年だけで5店舗を出店。今後も拡大予定だとしている。
中国や中東の輸入量増加で“買い負け”懸念も?
週末には都内で3万人以上の来場が見込まれる羊フェスタも開催されるなか、人気のあまり、ある懸念が浮上している。

羊齧協会 菊池一弘代表:
中国や中東、羊をよく食べる国が今、羊の輸入量が爆発的に増えています。日本が羊肉の輸入で買い負けるということが発生しつつありますので、海外での需要がどんどん増えてくると、原料不足というのもなきにしもあらずかなと。
世界中で“羊肉の争奪戦”となる日は来るのか。

大衆ジンギスカン酒場・事業統括責任者 河島義矩さん:
国内でそういったことはほぼないですね。他の会社様も一緒になって、流通量を増やすために買い付けができるかというのは、日本という大きいマーケットで見たら命題、テーマなんじゃないかなと。
再来を見せるジンギスカンブーム。市場拡大が期待される中、羊肉の価格が注視されている。
(「イット!」10月27日放送より)
