アメリカのトランプ大統領が27日から来日するのに伴い、都内では厳戒態勢での警備が始まった。警視庁はテロなどを警戒し、最大規模の態勢で臨む。

この記事の画像(13枚)

空の玄関口である羽田空港では、ゴミ箱が一時的に封鎖された。貼り紙には「特別警戒の原因」として、一時的に封鎖する旨が日本語、英語、中国語、韓国語で記されており、物々しい雰囲気に包まれている。

警視庁は、トランプ大統領の来日に合わせて特別警備本部を設置。最大で1万8000人態勢で、訪問先や主要な駅などの警備を強化する。

東京・港区のアメリカ大使館前では、通常よりも多くの警察官の姿が見られ、厳重な警備体制の準備が進められていた。

また、首都高速道路や都心の一般道でも交通規制が実施される。道路の電光掲示板には「要人来日 都内規制有」との表示が出され、ドライバーに注意を促している。

特定の組織に属さず単独でテロを行う「ローンオフェンダー」による脅威が増す中、警視庁はJR品川駅などの主要駅で警察犬を動員し、不審物への警戒を強めている。

警視庁は「何かおかしいと感じた時には、迷わず警察に通報してほしい」と市民に協力を呼びかけている。
(「Live News days」10月27日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(13枚)
フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。