愛媛県今治市の住宅で去年1月、ピアノ教師が包丁で殺害された事件の裁判で24日、解剖医が「男は教師の首を5回刺したと認められる」などと証言しました。
この事件では、西条市樋之口の無職・榊原正道被告(35)が、今治市松本町の住宅で去年1月、住人のピアノ教師・冨田小雪さん(64)の首を包丁で殺害したほか、現場近くの道路で交際相手だった冨田さんの次女の腕をつかんで車に乗せ、翌日まで監禁するなどした罪に問われています。
松山地裁では検察による解剖医の証人尋問が行われ、冨田さんの首のキズの形状などから「包丁で5回刺したと考えるのが相当」などと証言。キズはいずれも約2~4センチの深さに達していて「誤って切れた程度ではこうした深さには達しない」などと説明しました。
この裁判は主に殺意の有無が争点になっていて、10月27日に結審し判決は31日に言い渡されます。
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