幼稚園バスの前に現れた3頭のクマ。

親子とみられる3頭は住宅街の交差点を横切っていく。

通園途中の幼稚園バスの前にクマ出没

バスには通園途中の子どもたちが。

車内には「クマだ!怖いよー」と子どもたちの悲鳴が上がっていたという。

クマが現れたのは北海道浦河町荻伏町の住宅地で10月21日午前8時30分ごろ、目撃した幼稚園バスの運転手が、警察に通報した。

警察によると、親とみられるクマは体長約1.5メートル、子どもとみられる2頭はそれぞれ1メートルほどだったということで、警察などで注意を呼び掛けている。

幼稚園バスの前に現れたクマ(撮影:視聴者)
幼稚園バスの前に現れたクマ(撮影:視聴者)
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養鶏場のニワトリも被害に

一方、北海道岩見沢市では。

「クマによる被害があった養鶏場です。こちらのドアにはクマの足跡がべったりとついています」(東木場緋香記者)

現場に残されたクマの足跡
現場に残されたクマの足跡

22日午前8時ごろ、岩見沢市の養鶏場でニワトリ17羽が死んでいるのが見つかった。

養鶏場はドアが壊されていて、付近にクマの足跡が確認されたことから、クマが侵入してニワトリを襲ったと見られている。

警察によると、クマは1頭で、6棟の養鶏場のうち、1棟に侵入した痕跡があったということだ。

警察などで付近に箱罠を設置するなど、警戒を続けている。

クマにより壊された養鶏場のドア
クマにより壊された養鶏場のドア
北海道文化放送
北海道文化放送

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