東海3県では21日、多くの地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。岐阜県高山市の乗鞍岳では、「初氷」も観測されています。

 池の水面に張った厚さ1センチの氷。岐阜県高山市の乗鞍岳では21日朝、去年より11日、例年より29日遅い「初氷」を観測しました。

 東海3県は21日朝、気圧の谷と湿った空気の影響で雲に覆われ、名古屋の最低気温は14.7℃と、10月中旬並みではあるものの、今シーズン一番の冷え込みとなりました。

街の人ら:
「寒くて目が覚めました。この下は半袖なんですけど、明日から長袖を着ようと思っています」
「ちょっと肌寒いです。昨日より1枚多く持ってきた」

 今シーズン初めて最低気温10℃を下回る8.5℃を観測した高山市では、厚着をして古い町並みを歩く観光客や、名物の宮川朝市であたたかい豚汁を買い求める人の姿もみられました。

街の人ら:
「寒い、びっくりしました。秋を越えて冬かなと」
「寒いのを覚悟していたんですけど、1番寒いです」

 21日の最高気温は、名古屋で22℃などと予想され、急な気温の変化で体調管理に注意が必要です。

東海テレビ
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