アメリカのトランプ大統領は19日ロシアのウクライナ侵攻終結に向けて「今の戦線で戦闘を止め、その後に領土の交渉を行うこともできる」との認識を示しました。

記者:
ドンバス地域についてどうすべきだと思うか?
トランプ大統領:
今のままでいいと思う。すでに分断されている。土地の78%はすでにロシアが支配している。今の状態のままにして、後になって交渉することもできる。

トランプ大統領は記者団に対し、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり「今の戦線で戦闘を止めるべき」と改めて語るとともに「停戦後に領土交渉もできる」との考えを示しました。

また、先週行われたゼレンスキー大統領との会談では一部で報じられたウクライナ東部の要衝・ドンバス地方の割譲について、議論していないと否定しました。

トランプ氏は、ロシアのプーチン大統領とハンガリーで再び首脳会談を行うことで合意していてトランプ氏が呼びかける「今の戦線での停戦」にプーチン氏が応じるのかも焦点となります。

フジテレビ
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国際取材部
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