任期満了にともなう長野市長選挙が19日告示され、現職と新人の合わせて5人が立候補しました。投票は26日です。

長野市長選挙に立候補したのは、届け出順に新人で前市議会議員の小泉一真さん(59)。新人で経営コンサルタントの平本浩一さん(59)。現職で再選を目指す荻原健司さん(55)。新人で元福祉施設職員の草間重男さん(75)。新人で前市議会議員の野々村博美さん(68)のいずれも無所属の5人です。

届け出後、各候補は支持者らを前に第一声を上げました。

小泉一真候補:
「合理的な説明がつかずに一番弱い人にしわ寄せしていく、そんな政治がまかり通る長野市。続けていっていいわけが無いじゃないですか」

平本浩一候補:
「予算の使い方とすればまず物価高対策に税金を使うべき。中長期的には賃金を上げていって、企業の誘致などをして長野市の給与水準を高めてまいります」

荻原健司候補:
「しっかり投資していき未来の長野市民からも少しお金を借りて、今まさに環境を整えていけば、まだまだ長野市はもっと元気な街になる。もっと経済成長できる余地がある。長野市は自主独立の道を歩んでいきます」

草間重男候補:
「みんなの力を集め、市民の力を集め、子どもたちの力を集め未来都市、国際会議、観光平和都市長野を作っていきたいと考えています」

野々村博美候補:
「税金の使い方を変えれば切実な市民の皆さんの命や暮らしを守る、長野市の行政、変えることは出来るんです。財源はあるんです。私は税金は市民のために使う、そういう市政に変えてまいります」

今回の選挙では、JR長野駅前の再開発計画や、路線バスの廃止や減便が相次ぐ地域の公共交通の確保などが争点となりそうです。

長野市長選の投票は10月26日で即日開票されます。

長野放送
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