2025年の国勢調査で、境港市内を担当していた調査員が、最大101世帯の個人情報を含む関係書類を紛失した問題で、境港市は19日、すべての書類が見つかり回収されたことを発表しました。

境港市によると、紛失していた書類は、調査書類の世帯番号を管理するための地図「調査区要図」、世帯番号に対応する世帯主名や住所などを整理するための名簿「調査世帯一覧」、住宅地図の写し。
境港市の一部地域の最大101世帯分で、書類には世帯主または代表者の氏名、住所、世帯員の数などが記載されていました。

10月17日午前10時ごろに調査員が、対象となる地域を訪れて帰宅した後に、紛失に気づき、自宅や調査地域周辺、調査地域から自宅までの経路を捜索したものの18日までに見つかりませんでした。

そして19日午前7時40分ごろ、報道を見た市民から、紛失したと思われる書類を拾ったという連絡が市に入り、紛失した書類の一部であることを確認しました。

その後、書類が拾われた場所を再び探したところすべての書類を回収できたとしています。

境港市は20日以降、職員が該当調査区域の世帯を訪問し、事情の説明と謝罪を行うことにしています。

TSKさんいん中央テレビ
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