愛媛県今治市の消防が18日深夜、誤って救急車を別の住宅に派遣し、現場の到着が約7分遅れました。運ばれた人は病院で死亡が確認されました。
今治市消防本部によりますと、今治市大西町の住宅から18日午後11時28分頃、「70代の女性が倒れた」と通信指令室が通報を受け救急車を派遣。ところが午後11時38分頃に到着したのは、同じ番地の別の住宅だったことが判明。通報した人の住宅には約7分遅れて午後11時45分に到着しました。
到着した時、女性はすでに心肺停止の状態で、病院に運ばれたものの死亡が確認されました。到着の遅れと死亡の因果関係は分かっていません。
2つの住宅は直線距離で約250メートル離れていて、名字は同じでした。
今治市消防本部の松木洋明消防長は「誠に遺憾でご家族に深くお詫び申し上げる。再発防止に向けて真摯に取り組む」としています。
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