寺から借りた車をおよそ1年半にわたって返さなかったとして、京都市に住む49歳の会社員の男が逮捕されました。
横領の疑いで逮捕されたのは、京都市に住む49歳の会社員の男です。
警察によると男は去年1月、滋賀県大津市にある寺で従業員として働いていた際に、寺の管長から軽四貨物自動車を業務に使用する目的で借りたということです。
しかし、その後も車を返すことなく連絡にも応じなくなったため、寺の管長が去年12月20日に警察に被害届を出していました。
そして、きょう=19日、京都市北区の路上で男の身柄を確保し逮捕しました。車はすでに押収されているということです。
調べに対し男は「横領ではなく、管長から譲り受けたつもりだった」と話していて、容疑を否認しているということです。
警察は、車の使用状況や当時のやり取りなどについて、調べを進めています。