17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比238ドル37セント高の4万6190ドル61セントで取引を終えた。
アメリカと中国の貿易摩擦を巡る懸念が後退し、幅広い銘柄で買い注文が優勢となった。
トランプ大統領は11月から課すと表明した中国に対する100%の追加関税について「持続可能ではない」との考えを示した。
また、習近平国家主席と2週間後に会談する予定だとし、米中の対立激化を巡る不安が後退し、幅広い銘柄が買われた。
また、前日に地銀の信用リスクが浮上し金融株が売られたが、問題が市場全体に波及しないとの見方が優勢となり、買い戻されたほか、アメリカン・エキスプレスの好決算も、相場を支えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、117.44ポイント高の2万2679.98だった。