秋篠宮妃の紀子さまと次女の佳子さまが10月2日から香川県を訪問されています。3日は高松市の国立ハンセン病療養所、大島青松園を訪問し、入所者の声に耳を傾けられました。
大島青松園を訪れられた紀子さまと佳子さま。入所者の遺骨を納める納骨堂を訪れたあと、園内にある3つの石碑に深々と頭を下げられました。
このあと、入所者との懇談の場が設けられ、お二人は自治会の森和男会長や野村宏副会長などと懇談されました。懇談ではお二人が「お体の具合はどうですか」などと声をかけたほか、入所した当時の話などに耳を傾けられたということです。
(大島青松園入所者自治会 森和男会長)
「紀子さまと佳子さまが来てくださって、入所者全員、喜んで感謝していると申し上げた」
その後、お二人は小豆島を訪問し、小豆島町役場で母子愛育会の活動を視察、参加者と懇談されました。
そして、土庄港では3日、秋会期が開幕した瀬戸内国際芸術祭の作品、チェ・ジョンファさんの「太陽の贈り物」を鑑賞されました。
(香川県 池田豊人知事)
「香川県の魅力、瀬戸内海、島を感じてくださったことと、大島青松園の入所者をはじめ、多くの県民にあたたかく言葉をかけていただいて、県民の多くが励まされたのが大きな意義」
香川での2日間の日程を終え、お二人は帰路につかれました。